v1.5.0
アップデート方法
本アップデートはアップデートに伴い特にコマンド等を必要としませんが、RateLimiterが導入されたため、これに合わせてgateway configを編集することをおすすめします。
追加
Retract Document Typeの追加
タイムラインの所有者が、タイムラインに投稿されたメッセージに対してそのメッセージをそのタイムラインからだけ除外できるようなドキュメントが新しく定義されました。主にモデレーションの用途で利用可能です。
タイムラインからの除外は結果整合で、実際に反映されるまで1~2分程度かかる場合があります。
Rate Limiterの追加
APIに対してレートリミットを設定できるようになりました。ログイン済みであればログインIDが、匿名リクエストであればIPがキーになります。
それぞれのAPIのレートリミットの許容値はgateway configで編集できます。
https://github.com/concrnt/helmcharts/blob/main/charts/concrnt/templates/configmap.yaml をそのままコピーすることをおすすめします。
変更
Messageにデフォルトポリシーを追加
投稿したメッセージの投稿先に外部サーバーのタイムラインが含まれていて、投稿後そのサーバーが閉鎖された際に見えていいのか・見えてはいけないかの判断が正しくできなくなってしまうことの対策として、メッセージごとにデフォルトのポリシーの挙動を設定できるようになりました。
その他
gateway configで使うサービスの名前を改めて定義しなおしたため、これに合わせて命名を変更することをおすすめします。
クライアントから「このドメインはこのサービスが有効化されているか?」の判定を行うのにこの名称を利用しています。
net.concrnt.webui
net.concrnt.api
world.concrnt.ap-bridge
world.concrnt.webfinger
world.concrnt.hyperproxy.summary
world.concrnt.hyperproxy.image
world.concrnt.mediaserver