v2.6.0 (2024-06-16)
新機能
モデルのマージ時に、今までの new = (1 - weight) * A + weight * B
の他に、次を追加
new = A + weight * (B - C)
: 差分マージnew = a * A + b * B + c * C
: 加重和マージnew = A + weight * B
: ヌルモデルのマージ
差分マージは、例えばBを「Cと同じ話者だけど囁いているモデル」とすると、B - C
が囁きベクトル的なものだと思えるので、それをAに足すことで、Aの話者が囁いているような音声を生成できるようになります。
また、加重和でnew = A - B
を作って、それをヌルモデルマージで別のモデルに足せば、実質差分マージを実現できます。また謎にnew = -A
やnew = 41 * A
等のモデルも作ることができます。
これらのマージの活用法については各自いろいろ考えて実験してみて、面白い使い方があればぜひ共有してください。
囁きについて実験的に作ったヌルモデルをこちらに置いています。これをヌルモデルマージで使うことで、任意のモデルを囁きモデルにある程度は変換できます。
改善
- スタイルベクトルのマージ部分のUIの改善
- WebUIの
App.bat
の起動が少し重いので、それぞれの機能を分割したDataset.bat
,Inference.bat
,Merge.bat
,StyleVectors.bat
,Train.bat
を追加 (今までのApp.bat
もこれまで通り使えます)
v2.5.1 (2024-06-14)
ライセンスとのコンフリクトから、利用規約を開発陣からのお願いとデフォルトモデルの利用規約に変更しました。