オブジェクトブラウザーに表示されるスカラーの扱いの精査

[starfieldKt]

状況

• 基本的に各オブジェクトやスカラーは毎タイムステップ必ず出力されることが前提になっている

• しかし、一部スカラーやオブジェクトでは出力されないタイムステップがあることもある。
  （ex 時間指定で出力するスカラー、パーティクル、ポリゴンなど）

• cgnsに結果がないタイムステップでその結果を可視化していても全て0が表示されるだけ。

• 現状ではオブジェクトブラウザーに表示されるものは、可視化ウィンドウを開いた際のタイムステップに出力されているもの

• タイムステップを変更してもオブジェクトブラウザーは更新されない

• そのためcgnsに結果があるタイムステップでも、オブジェクトブラウザーに表示がなければ可視化ができない

• ダミーデータを出力すればいい話であるが、開発者全員がそのように作るかは怪しい。

• 現状 プロジェクトファイルを開いた時、タイムステップの位置も復元できるようにする #1424 にもあるようにプロジェクトを開くとタイムステップが最後になっている。

• 最後のタイムステップで結果が入っていないとプロジェクトを開いたときに既存の可視化ウィンドウのオブジェクトブラウザに表示されていたものも消えることがある。（この場合、なぜかノードのスカラーだけは結果がなかろうと残る）
  

要望

結果がないタイムステップでは0などのデフォルト値を表示すればよいだけなので、いずれかのタイムステップで出力されている結果は全てオブジェクトブラウザに表示したままでよいと思います。
ただし、#1465 のようにそのタイムステップでないもののプロパティを開こうとして異常終了することもあるので注意が必要と思われる。

サンプルデータ

20241002_ObjectBrowser.zip

デバッグソルバーで最後のタイムステップのみdepth以外の計算結果を出力していないプロジェクトです。